(イ) 文法に則ったHTML記述
ここであなたは、疑問に思うかも知れません。
なんで、わざわざリストタグなんて使うの?と
改行すればいいじゃない、と。
つまり、
<ul>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<li>項目3</li>
</ul>
なんて、面倒くさいことをしなくても
・項目1<br>
・項目2<br>
・項目3<br>
これでいいじゃん。 ということです。
確かに見た目は、ほとんど同じ。違うのは●の大きさくらいです。
でも、やはり上で書くことが良いとされています。
なぜか。
その答えは、ウェブサイトを見るのは、人間だけではないからです。
さまざまな機械(プログラム)が、あなたのウェブサイトを見ます。もちろん、ブラウザを使ってみるのではなく、直接HTMLを、ですが。
例を挙げると、Yahoo!やGoogleが検索結果を表示する時には、あなたのサイトのソース(HTMLのコード)を覗きに来ます。それをみて、「リストだから、この3つの項目の重要度は並列だな」とか、「これは見出しだから重要だな」などと判断します。
また、CSSでデザインをする時もそうです。<br>で改行していただけでは、それはただの文字列ですが、<ul><li>タグを用いることで「リストだ」とわかり、リスト専用の装飾などが行えるようになります。
だから、出来るだけ人間だけでなく、プログラムにもわかりやすい書き方をする必要があるのです。
タグは、その目的のためだけに使う。
これを少し意識してウェブサイトをデザインしていくだけでも、上達は早くなると思います。
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